ボール探しの旅と青い鳥
もう冬は完全に去りつつあるが、この冬は冬用に少し飛ぶボールを探すという旅を続けていた。皮肉なことに飛距離ではなく、アプローチの感触を優先してボールを選んでしまった。かなりのお金も遣って、時間も掛けて飛距離が出るボールを探していたのに困ったものだと思いながら、そんな自分が嫌いではないのがゴルファーの証である。
その結果に満足しているはずだったが……。新しいボールが出て、それに興味があれば使ってみようと思うのはスケベ心と言われてもやめられないもので、葛藤した結果、新しいボールを試してしまう。